前回の記事で、各部のチェックをしたので、さっそくばらしていきます。
レストアで最初にやる事といえば、エンジン始動テスト。
その為にキャブのチェックから始めるわけですが・・・
キャブ取り外し~事件その1
放置バイクは絶対にキャブがガソリンでラリってるので、真っ先にチェックしますよね。
VTZはタンクの下にエアクリーナーBOXがあって、それを外せばキャブの吸気部分が見えます。
が、ばらしてみて戦慄が走りました・・・
水没だ!!!!!
どうりでタンクを固定するビス、エアクリBOXのビスが無い訳だ・・・
おそらくエアクリBOXのフタを外した状態での長期放置車でしょう。買い取り時にとりあえずタンク乗っけておいた感じの。
ファンネル部分とベースプレートを外すとこんな感じ。
・・・
嘆いても仕方ないので、キャブを取り外します。
はい。シリンダーまで水が入っていることが確定しました。
この時点で腰上&腰下完全オーバーホールか、エンジン乗せ換えしかありません。
ヤフオクで実働エンジン購入~事件その2
普通に考えて、乗せ換えのほうが安いので、ヤフオクでエンジンを探します。
・・・ありました。「実働」で送料込み12000円。
即ポチって届きました。オイルも抜いてあるし、側面にマーキングもしてあるので解体屋で処置されているようです。
早速車体に積み込んで・・・インテークにゴミが入らないように詰めてあるウエスを外して・・・気づいた
こいつもシリンダーに水入ってんじゃねーか!!!
※ヤフオクの解体業者が言う「実働」とは、「う~ん、ぱっと見動くんじゃね?動いてほしいな?動くってことにしとこ♪」状態のことを言う。
つづく