Amaちゃん自作工房2さんの簡易ローテータを導入した

手作りのアンテナや用具を頒布されている、Amaちゃん自作工房2 (7L4CNQ深沢OM)から、簡易ローテーターを頒布して頂きました。

メーカー品にはないコンセプトで、移動運用やベランダ運用にとっても良いアイテムなのでご紹介します。

仕様・外観

このローテータは、塩ビパイプと金属シャフト、モーターとスイッチのシンプルな構成で、大変安価ながら軽量コンパクトな簡易ローテーターです。

製作の様子はこちらのページで公開されており、頑張れば真似して自作することも可能だと思いますが、2020/12現在¥7,800で少量ずつ頒布されているので、譲って頂いた方が圧倒的にFBです。(価格は製作費で変動するようです)

仕様を抜粋します

○移動運用 / ローテーター(未塗装)
○電源 : 12~13.8V
    ・外部電源端子付き
    ・乾電池運用可(9V)
○1回転に要する時間(無負荷):12Vの場合:約25~27秒 (秒針の2倍強の回転)
     9Vの場合:約31~33秒 (秒針の2倍弱の回転)
○ローテーター使用時のポール適応径 : 26㎜~48㎜
○ローテーター全高(塩ビ部分): 約38㎝(シャフト含む約55cm)
○シャフト径:25㎜
○重さ : 約760g
○ローテーター DCコード : 約4m
     外部電源コード: 約1m
○本体 : 塩ビパイプ

⑩ 移動運用・ベランダに! ローテーター 再製作 より

このサイズと重量で、430 10エレスタック(2.1kg)程度のアンテナを回す能力があるそうです。

塩ビ部分は未塗装となっていますが、塗装しても良いでしょう。私はミッチャクロン+ウレタンスプレーで後日塗装しています。

動作確認

付属のスイッチボックスをローテータと電源に接続すれば、すぐに使えます。

ローテータ側にはコネクタが接続済みですが、電源側は未加工なのでコネクタや西端加工して電源に接続します。今回はバイクバッテリーに接続してチェック。

さっそく回転テストをしてみました。(動画参照)
必要十分な速度です。音は殆ど感じず、夜間のベランダ運用でも気にならないと思います。

もちろん単純な正転/逆転スイッチですので、方角を知ることはできませんが、目視で確認したり感度最良点を探る使い方であれば良いでしょう。

実践投入

別の記事で制作した車上マストに乗せて、さっそく移動運用に出かけました。
@神奈川県横浜市青葉区 花桃の丘

地上から4m弱の地点にCQ出版の7エレループアンテナ TOBIMARUを乗せて運用。ちなみにAmaちゃん自作工房さんでも同様の形状の7エレを頒布されています(というより元祖?)

真下から動画を取ってみました。180度回転に15秒程度のようです。スムーズに回転しています。

ex.ベランダ運用と防水対策

今回は移動運用に使ってみましたが、例えばBSアンテナ固定金具に直接差し込み、ベランダからお手軽ローテーター運用も可能だと思います。

その場合、防水加工が必要ですが、シャフト部分にペットボトルの首部分切断したものを通して自己融着テープ止めするなどして対応できるようです。また落下防止措置も十分に講じる必要があるかと思います。

まとめ

いかがでしょうか?

他には、昔販売されていた及び海外通販で入手できるTVアンテナ用ローテータもありますが、強度的には物足りないようです。

かといって本格的なローテーターは大きい、重い、高い。

お手軽ローテーターというジャンルで大活躍すること間違いなしです。

Amaちゃん自作工房2さんでは、少量ずつ製作して頒布されているようですので、興味のある方はメールでのお問い合わせをお勧めします。

緊急事態宣言が明けたら、移動運用で使い倒しますよ~!

※2022/0704追記

ローカル局より2本欲しいと頼まれ連絡したところ、かなりの数配布されているようでした。今度のいばらきハムの集いにて販売もされるようです。

「Amaちゃん自作工房2さんの簡易ローテータを導入した」への2件のフィードバック

  1. 三共アルミの伸縮ポールに取付(取付部直径40ミリ)、アンテナはナガラ製品で144(3エレ)/430MH
    z(4エレ)、衛星通信用八木です。

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