いよいよ腰下の作業です。恐ろしく時間がかかりました。
このあたりの作業、心が折れていたので写真が少ないです。
シリンダーの分解、清掃
MC15Eエンジンはシリンダーがクランクケース上側と一体なので、シリンダーも腰下ということにしましょうか。
上下分割のクランクケースは割ったり組んだりするのが面倒でした。(といっても特にほかのエンジンをばらしたことはないが)
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![](https://i0.wp.com/shoutan.net/wp-content/uploads/2017/04/IMG_2584.jpg?resize=660%2C495&ssl=1)
分かってはいたけど、泥水が溜まっています。
シリンダー内壁です。ご確認ください。普通諦めるでしょう?
もちろんクランキングするはずもなく、ピストンは微動だにしません。
ワコーズのガスケットリムーバーで地道に掃除しました。かなり強力(匂いもすごい)
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ガスケットリムーバーを吹き付けては、竹べらで擦り、スクレーパーで削る。その作業を前後で4日、12時間以上費やしました。
大事なシリンダーをこんなにガリガリして大丈夫なのか・・
![](https://i0.wp.com/shoutan.net/wp-content/uploads/2017/04/IMG_2590.jpg?resize=660%2C495&ssl=1)
これくらいまで掃除できました。
カーボン的なもののおかげで案外コートされていた?ようで大きくは損傷していません。
ただし、腐食で若干へこみが生じている箇所があるのと、スクレーパーで作ったキズがあります。
まだピストンが動かないので、ガスケットリムーバーを上から大量に吹きかけて放置
![](https://i0.wp.com/shoutan.net/wp-content/uploads/2017/04/IMG_2593.jpg?resize=660%2C495&ssl=1)
次の日エイヤっと回したら、ゴリゴリ感とともにピストンが動きました。
これでクランクケースの作業に進める・・!というより、本当にこのエンジンが復活する日が来るのか不安になります。
つづく